自然体験リーダー養成講座STEP2
10月15日(土)午後 岡山市立少年自然の家
みなさんは去年の養成講座STEP5“へんしん!森の生き物達”を覚えていますか?
受講生達が企画して作り上げたプログラムでしたが、実は参加した子どもたちだけではなく、われわれ自然体験リーダーズクラブのメンバーからも「よくできているプログラムだ」とか「楽しそう、やってみたい」という高い評価を受けていました。
そこで今年の養成講座の企画事業はリーダーズクラブのプロデュースによる“へんしん!森の生き物達”となりました。(くまプーが一番やりたがっていたよBYやっちゃん)
自然体験イベントは「お天気がよければ80%は成功」と言われています。ところが、昨年に引き続き、STEP2の前日に雨がふり、当日も雨が降ったり止んだりのぐずついたお天気になりました。にもかかわらず、参加者は岡山市内から小学生が22名も集まり、受講生9名と合わせると合計31名でカケス、アカネズミ、イノシシの3チームに分かれて、山の中で五感を使ったアクティビティーを体験しながらどんぐりを集めていきました。
~はじめのつどい~

去年の受講生だったざっきーとめごちょんの2人にアイスブレイクをしてもらいました。参加者全員が輪になって行った“どんぐりキャッチ”、どんぐりのことを知ってもらうための“どんぐりクイズ”、子どもたちのチーム分けも兼ねた“この指止まれ”3つのゲームで子どもたちの期待がぐっと高まりました。
~アクティビティー①カケスの目~

高いところから隠れている数字を見つけるという視覚を使ったアクティビティーですが、去年よりもこだわっていて、見つける数字を書いたボードがどんぐりの形をしていました。(Uさん、Nさんの力作です。)数字が見つかると「23あった」と思わず大声で叫んでしまうぐらい子どもたちは盛り上がっていました。アクティビティーは盛り上がったのですが、興奮した子どもたちがぬかるんだ山の上で、身を乗り出していたので、滑り落ちそうで怖かった。という意見や、下に降りる時にもう少しスタッフがいて欲しかった。という意見もあり、反省点も見つかりました。
~アクティビティー②イノシシの鼻~

ペットボトルの中にある臭いの素をフィールドの中から探し出す嗅覚を使ったアクティビティーです。去年使ったネズミサシの木が、使えなかったので今年はヤブニッケイの葉を臭いの素にしました。ヤブニッケイ、やっちゃんの解説でわかりやすくいうと、シナモンだそうです。これを嗅いだ子どもたちの反応は様々。「シークヮーサーみたいにいいにおい」と、好評のグループもあれば、「ミイラ展に行ったときのくせ~におい」と大不評もあり、子どもたちの感性の豊かさを感じられました。
~アクティビティー③アカネズミの耳~

空き缶の中に入ったどんぐりと、石との違いを聞分ける聴覚を使ったアクティビティーです。去年はこっそり触って確かめたグループがいたため、全問正解チームが続出したそうですが、今年は純粋に音を聞分けて行うようにしたので、どのチームも正解率は5割ぐらいだったそうです。われわれ人間では、あまり音の違いはわからないということですね。
~大争奪戦①ごちそうはどこだ~

ここからは3チームがどんぐりをかけて一緒に戦って行く大争奪戦の始まりです。まずは、自分たちの陣地にどんぐりを隠し、その後、他のチームの陣地にどんぐりを奪いに行く“ごちそうはどこだ”をしました。小雨の中、合羽を着てのアクティビティーでしたが、子どもたちは、手が汚れるのを気にすることもなく、必死でどんぐりを掘り返していました。去年同様の盛り上がりを見せてくれました。
~大争奪戦②いねむりおじさん~

このアクティビティーが去年の反省を活かし、ルールを大きく改善したアクティビティーです。3チームが三つ巴で気配を消して、おじさんたちからどんぐりを奪い取るという趣旨でしたが、去年は、全員が一度に行ったために、あっという間にどんぐりを根こそぎ持っていかれました。そこで今回は、各チーム一人ずつのリレー形式で行い、もって帰れるどんぐりは一人一個までと、制限しました。すると、テンションの上がっていた子どもたちですら、自分の番が来ると、しんと静まり、抜き足、差し足といった感じで音を立てないように歩いていました。(去年私達が求めていたのはこれです!BYざっきー&めごちょん)途中、いねむりおじさん役の青ちゃんが「そこだ、そこだ。」と、乱れ打ちをして、場の雰囲気がどっと盛り上がるのですが、すぐに静まり、またゲームに集中する姿が見えました。
~どんぐりいただきます・さよならのつどい~

大争奪戦も終わり、帰ろうとした頃から再び雨足が強まってきました。合羽を着て山道を歩き、キャンプファイヤー場まで戻ってくると、出迎えてくれたのは、森のシェフたちによるスダジイの炒りどんぐりとアベマキのどんぐり茶でした。冷えた体を温めるには十分すぎるおもてなしであり、子どもたちは飢えたイノシシのようにどんぐりに群がっていました。(まさかあんなに食べてくれるとは思わなかったよBYムゼ)
心も体も温まった頃を見計らったかのように、雨も落ち着いてくれたので、どんぐり代争奪戦の結果発表並びに表彰式を行いました。今年はアカネズミチームの優勝です。優勝チームの子どもたちには、リーダーズクラブお手製のどんぐりストラップが授与されました。雨のプログラムにもかかわらず、子どもたちが笑顔で満足できたのは、受講生のがんばりと、スタッフの協力があったからこそだと思います。携わってくれた全ての方々、ありがとうございました。そして、おつかれさまでした。
BYくまプー